死神の接吻は別離の味

ブランド:ALcotシトラス(現:ALcotハニカムに統合)
発売日:2009-04-24
シナリオライター:おるごぉる
原画:風見春樹       
声優:天宮雫(五行なずな)、琥珀(夏野こおり)、新島ほのか(鮎川ひなた)、十六夜(一色ヒカル)
    里中凛(鈴田美夜子)、ミルフイ(榎津まお)       

ストーリー

「たいせつな人に遺したいものはありますか?」

小さな海辺の町、日生(ひなせ)。
そこに、ある約束を交わした幼い少年と少女がいた。
強い絆で結ばれたふたりは同じ未来を見つめ、明日がくることを疑わなかった。

3月14日。運命の日。
少年は自らの想いを伝えようと、少女を海に誘っていた。
だが不慮の事故により、幼なじみだったふたりは想いを言葉にすることなく死別してしまう。
それから年月が経ち、少年は少女との思い出が残る土地で今日を生きていた。

忘れられない人、でも忘れなくてはいけない人。

主人公・天宮 誠(あまみや まこと)は、私立八潮学園の2年生。
誠は近所のレンタルビデオショップでアルバイトをするかたわら、
同じ学園に通い始めたひとつ下の妹・雫(しずく)と平穏な毎日を送っていた。

そんなある日、誠はひとりの不思議な少女と出逢う。
琥珀(こはく)と名乗った少女はその手に巨大な鎌を持ち、瞳には深い碧を宿していた。

「あなたには、私の姿が見えるの?」

周りの人間は、琥珀の存在に気づかない。気づくことができない。

「そう。あなたも、もうすぐ死ぬのね」

少女は、死神だった。




 

・シーン数
雫3、ほのか3、琥珀4


・ミドルプライス


・ALcotシトラスがALcotハニカムに統合

 

・共通√
共通は最初の選択肢までです。作品の根底に死生観とかそういったものがありますのでシリアス面が非常に強いです。ですがそれを個性的なキャラクター、特に妹の雫によって和まされ笑えるシーンも多くそこまで重みを感じさせないテキストです。また共通部分は雫とほのかをクリアすると琥珀視点で進める琥珀√に入れるようになります(詳細は下で)


・ほのか√
この√は他の√と比べるとやや見劣りしてしまう印象が有ります。ほのかが死神を見えるようになりその後親友に殺害されかけるのですが親友もほのかの優しさにより殺意を喪失しめでたしめでたしって感じなのですが、やはり雫のパワーが強すぎて・・・でもつまらなくはありません。非常に綺麗にまとめられていると思います


・雫√
この√はもう雫無双です。萌えありで笑いあり、最後はしっかりと本筋に触れ簡潔な中にきっちり物語を収めた感じですね。私個人としてはこの√が一番楽しめましたし、納得もできました。エロについてもねちねち書かれていて雫のキャラも相まって非常によかったです


・琥珀√
上記をクリアするとタイトル画面からスタートで琥珀√を選択できるようになります。琥珀√の前半は共通を琥珀視点に書き直した感じです。主人公を見ていく過程が書かれています。後半では主人公と共に暮らします。この√も琥珀が非常に可愛く書かれています。特に雫と琥珀の会話は面白いです。そして雫の魅力も個別√ほどとは言えませんが魅力的に書かれていて1度で2度うまくね?って思いました。

しかしクライマックスのオチの部分に当たる部分がやや強引であり、その点が少し残念なところです。そこまでは順序よくまとまって書かれていたので最後の最後のシーンがやや蛇足だったかなと思います。しかしそれを加味しても悪くはないいいシナリオでした

・総評
死受け入れ、生きることに納得してた主人公がヒロイン達の向き合うことで、生きようとするまでの心の変わりが起承転結しっかり書かれていて非常にテンポ良く進むことができ、価格も考えれば非常に楽しめる作品です。BGMもしっとりした感じの曲が多く非常に作品に有ったBGMだったと思います。原画も特に文句のつけどころはないです。ですので是非一度やってみてほしい作品の一つです

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