いろとりどりのセカイ

シナリオライター:漆原雪人
原画:司田カズヒロ、GT、なつめえり、CHAN×CO      
声優:二階堂真紅(澤田なつ)、敷島鏡(杏子御津)、観波加奈(外屋舞美) 
       如月澪(加乃みくる)、東峰つかさ(藤森ゆき奈)      

ストーリー
――主人公・鹿野上悠馬(かのうえ ゆうま) は魔法使い。
《自らの生きた時間(思い出) を代償に、他者のいかなる負傷をも治療してしまえる力》 を持っている。
舞台は最果ての港町・風津ヶ浜(かざつがはま) に建つ少し不思議な学生寮・嵐山(あらしやま)荘。
その地下室は繋がりを持っていた。  色鮮やかな異セカイとの繋がりを――

少年はそんなささやかな不思議に包まれながらも、当たり前の日々をまるで夢を見るかのように緩やかに、過ごしていた。
“不思議な力を与えてくれる魔法使いの少女。彼女と共に夢の在り処と失ってしまったものの行方を探り”
“ちょっとだけ素直じゃない幼なじみに、出不精な生活を世話されて”
“学生寮の二階に住むグウタラなお姉さんと、不思議な世界を旅して回る……。”

そんな変わり栄えのしない時間を過ごしていた、ある日のこと。
満月が丸々とオレンジ色に煌く、夜のこと。  ……空からひとりの少女が降ってきた。

「お願いします、魔法使いさん。どうか私を助けてください」

――そうして動き出す、ぼくらの時間。
吹き抜ける海風が頬を撫で……空からまっしろな羽根が降ってくる。

手と手を繋いで見上げた空に、ぼくらはまた恋することを、誓った――
 

・修正パッチ有り

・√ロック有り 

 

共通√(7.8時間程度)
体験版部分以降も体験版と同じように話が進んでいきます。急激につまらなくなったり、急激に面白くなったりということはありません。つまり体験版でわかる通り若干テキストに癖がありますので体験版で「つまらん」、「テキスト無理」とおもっなら間違いなく共通√で投げるでしょう。

キャラクターについてですが章仕立てによりクロースアップされるキャラクターが変化します。一応すべてのキャラクターに触れるますが、個別√への伏線となる部分が多くその部分だけでは全く意味がわからない。共通は12章の真紅までですが、若干この部分は他の話と違い浮いている印象を受けました。


特別に真紅だけはすべての章でまんべんなく話にからんできます。この真紅ですが主人公だけにしか見えないという設定なので他のキャラクターと直接話す機会はありませんが、そでもの主人公を通じて見えない真紅と他のキャラクターが会話しているかのように上手く見せられているのは評価点です。そして真紅が一番キャラが可愛かった。


鏡√(3時間程度)
鏡に関わっていくうちに互いに惹かれていくようになる。付き合った時から真紅が消えてしまうため、以降真紅の登場は無い。展開は萌えゲーとしては点プレイ通りであるが内容は薄め。3時間程度・・・しかも付き合ってからは1時間程度で終わってしまう為いちゃらぶが多いわけでない。初めての友達に期間かきっかけは必要ないって感じなノリが最後は感じられるが現実ではそうであってもゲームではもう少しつかさと境の友情の表現が合ってもいいかなとおもった。だが全体としてはコンパクトにまとまっているので消化不良にはならないが他の√出ないと回収されない伏線も有る。エロにかんしてはまぁ普通。回数が2回で少なめ



澪√(4-5時間程度)
この√は原画が司田氏の√だけあって、いちゃらぶも多く盛り込まれ、エロも3回と言うこのいろとりどりのセカイの中でエロシーンでも優遇されている√。特に真紅にも土壇場で見せ場が用意されている点は真紅好きな人でも楽しめる要因の一つだと思う。ただ澪の過去を小出しにしすぎてるせいで若干のテンポの悪さを感じる面もある。EDについては賛否の別れるエンディングであるのは間違いなくこれから購入する方は事前に、どのようなエンディングなのか調べておいた方がいいいいでしょう。

反転「澪と悠馬はそれぞれ別のセカイで長い時間を過ごすことになる。しかし引かれ合う指輪の効果で何とか姿だけは見れるようになった。しかしそれは悠馬のセカイからでは悠馬にしか認識できないという不可解なものだった。しかし、合うことすらできないと思う事もあった二人は、満足に触れることも出来ない状態では有ったが、合うことの出来た奇跡に希望を見出しいずれはまた元の生活の戻れると信じひそかに結婚の誓いをするのであった

だが澪√は会話も面白くデレた後の澪の可愛さは破壊力抜群です。そういった意味では楽しめる内容になっています。なのでやはりこの√が受け入れれるか、そうでないかはエンディングを受け入れられるかどうか・・・になってしまうと思います。エロに関しては比較的エロいCGが多かった。


つかさ√(3時間程度)
ボリューム敵には鏡とさほど変わらず、真紅の登場もほとんどと言っていいほどない。鏡同様コンパクトにまとめられているのでいちゃらぶといった要素はあまりなく比較的早く問題が露呈してその解決に向かうことになる。鏡とつかさの友情を育む描写がもう少しあればいいのではないか?と思った。全体としては良くまとまっていてるがエロシーンはあまりエロくなかったかな。それよりもおしっこちゃんの印象しか残っていません。エロは2回。


加奈√(7時間程度)
この√は面白いシーンとつまらなすぎりシーンの落差がありしぎな気がします。元々テキストに若干の癖がりますが、それに加えて退屈さが加わってしまうだけでなく、「本当にここまで掘り下げる必要あったか?」って思うシーンもあります。もう少し
他の√見たくコンパクトに・・・特にわたるの回想など1から10まですべて回想(つまり説明)入れな無くてもいいんじゃないの?と感じました。

また本題に入るのが無理やりすぎ。鍵が掛ってる部屋をわたるがぶち壊して・・・親切の押し売りはただの迷惑だろ。話の展開をもっと自然できなかったのか非常に疑問。なので真紅解放までで一番つらい時間だったと感じる人もいるかもしれない。
エロに関しては1シーン3枚のCGで2回。合計6HCGであることから澪と枚数の数は変わらないです。



真紅√(8時間)
この√にいちゃらぶなどは期待してはいけません。最初から最後までシリアス路線突き進みます。出来としては真紅√単体でみたならば非常によく出来た√だったと思います。しかし「いろとりどりのセカイ」の最終√としてみた場合、はっきりいってこれまでに個別などやっていなくても、極論言うと体験版やってこの√ をやれば理解に苦しむことは無いです。そういった意味では無駄に√のブロックを掛ける必要があったのか?と思う面もありますが、内容的にはつまらなくなく、むしろ感動路線を狙ったシナリオで有ると思う


総評
全体としての作品の完成度としてはシナリオ、BGM、原画、などすべてにおいて高品質であるが、前作の星メモ同様、テキストに癖があったりする点があるため、前評判だけで購入するのは非常に危険な作品と言える。体験版を公式でDLできるので購入前に体験版をプレイし自分に合うか合わないかを吟味してから購入した方がいいでしょう


星メモと比べた場合は若干星メモの方が完成度が高いと思う。理由は大きく2つだが

1.鏡、つかさのシナリオの薄さ

2.√ロックが有るにも関わらず真紅√は他の√を仮にやっていなくても有る程度理解が出来てしまう


この二つが大きく駄目な点だと思う。特に1については司田氏原画のキャラ以外はあまりシナリオを練って作られていない印象を受けた。


ちなみにこの物語は真紅の為の物語です。共通は主に真紅も萌え分、そこからの真紅√だと思っ問題ないと思います



終わりに
少し否定的なことを書きましたが、‘体験版が合うならば’という条件付きで絶対にやってほしい作品です。特にBGMの出来の良さは星メモ同様。また真紅√では不覚にも泣いた

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