猫撫ディストーション

ブランド:WHITE SOFT
発売日:2011-02-25
シナリオライター:元長柾木、藤木隻
原画:ミヤスリサ、月音、みやま零       
声優:七枷琴子(佐本二厘)、七枷式子(涼森ちさと)、七枷キズモ(佐藤しずく)、柚(夏野こおり)
    七枷結衣(白波凛瑚)、蜜柑(理多)、七枷電卓(小池竹蔵)
  

ストーリー
妹の琴子は難病にかかっていた。
驚かせてストレスや刺激を避けるために極力部屋の中で本などを読んで静かに生活していた。
そんな事情もあって家族にはルールがあった。


‘琴子の部屋に入ってはいけないこと’




そんなある日の夜、満天の星空のものたくさんの流星が降り注いだ。
星や宇宙の写真が好きだった琴子にも見せてあげたいと思い主人公は琴子の部屋に入ってしまう。





しかし



そこで見たものはすでに息絶えた妹の姿だった。
はたして琴子は‘扉を開けたことが原因で死んだのだろか?’それとも‘それ以前に死んでいたのだろか?’



琴子の死を自分のせいであると思いこみその日以降物事に対して決定ができない性格になってしまう。
自堕落的な生活・・・


そしてまた流星が押し押せる



ふと思い出し、亡くなった琴子の部屋に入る・・・すると・・・・

 


・シーン数
琴子1、柚2、式子3、ギズモ2、結衣1
*結衣は回想上は3回


共通√
 共通と個別の割りあうはほぼ同じくらいです。内容的には個別への伏線、物語の軸となることに触れつつ、キャラクターの性格を押し出して、不器用ながら家族を作っていこうとする過程が書かれています。選択しで誰を観るかによりその後の世界が確定するので、確定する前の世界として不安定さが必要だったのか、たまに現実(元いた主人公の世界)に戻されたりします。内容は、これは共通だけに言えることではありませんが非常に小難しく抽象的です。





式子・結衣√
 この二つは永遠ってのが根幹にあると思う。終わらない幸せ、悲しみなど無く家族がずっと変わらずに幸せでいられる。方や樹となって、方や宝石となり輝きを閉じ込める。そんなぶっ飛んだ中で家族が表現されている。受け入れられるか受け入れられないかはゲームをやった人次第って感じ。



柚・ギズモ√
 変わったこと、悲しいことを受け入れそれでも家族を作る。家族なら前に進んでいける。そんな表現だと思います。この2√はまだ分かりやすいというか、まともなエンドを迎えてるほうです。式子と結衣じゃ樹や宝石になってしまいますからね^^;




琴子√
 最後結局琴子が死んだ世界に戻っていますよね?だから死んだとしても家族であることに変わりはなく、身近なものからその死者を感じ取ることができるとか言いたかったのかな・・・




総評
 なんというか、評価に非常に難しい作品。「観る」事で世界を確定させそこから「家族」ってものを今までにない角度から表現している。ただあまりにも難しく書きすぎていて途中からわけがわからなくなったりする。すべての√で「観る」「家族」がテーマになっていて、その中にさまざまな家族の形態が描かれている。家族がテーマな代表作と言えば「家族計画」であるが、家計とはまた別の切り口で家族ってものが表現されている。大きな感動や号泣といった表現は猫撫には適切ではなく、考えさせられる作品、そんな位置づけが正しいと思う。



 個別√ですがとても最後のエンドがぶっ飛びすぎています。分かりやすく言うと言わば小難しい哲学書を引っ張りだしてそれを受け入れるか受け入れないかしかないと思います。ただこの作品で描かれたさまざまな家族もその名の通り家族だったと思う。




 最後に内容がぶっ飛びすぎていて頭が追いつかない。私が馬鹿なだけかもしれませんが、理解には周回プレイし、物理の法則(劇中に出てきたもの)を軽く頭に突っ込んでおかないと完全な理解はできないかもしれないし、そもそも理解してもらおうって作りじゃないかもしれない。いうなれば、分かる人だけ分かればいい、説明もしないしするつもりもないって気持ちで作られた作品かも・・・と最後までやって思いました。

 

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