ぐれいどるそんぐ〜昨日に奏でる明日の唄〜 |
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ブランド:ういんどみる |
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ストーリー 若き元部隊長と、この世界に存在する最後の『竜』。 そして、その竜を偶然にも見付けた少女・レアを中心に物語は展開していく・・・・。 王都は、かつてない盛り上がりぶりを見せていた。 かつて、この大陸に多数生息していた悪しき『魔物』という存在を滅ぼし、人類を死の淵から救ったといわれている伝説の生物『竜』。その長であったとされる『聖竜』の物と思われる遺骨が発見され、伝説上の生物だと思われていた『竜』の確かな存在の証明に、人々は様々な想いを馳せていた。中でも、遺骨の傍らに残されていた言葉、我々の人類の物とは明らかに違った言語で記されたその言葉は、『聖竜』から我々人類へのメッセージだと噂され、人々の熱狂を寄り激しいものへと押し上げている。 そんな王都の激しい喧噪の中、深夜の街を彷徨いていた主人公『クロイス・ターニア』は、一人の少女に出会う。 その少女『レア・ティータ』が抱きかかえていた動物、それは既に滅びたはずの『竜』の子供であった。小さな気紛れから、レアと共に『仔竜』を育てる手伝いをすることにしたクロイスは、かつての部下や良き友達の協力を得ながら、充実した生活の中で失っていた何かを再び見つけ出していく・・・・。 |
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キャラクターの会話か結構軽いノリで先に進むのは苦にはなりませんでした。ただこの共通ですが、どこまでが共通なのかと言われると非常に難しいところです。√の進み方によっては共通で全く出てこないキャラや2.3回しかからまないで共通が終わってしまうとい事になります。どの√展開でも安定して出演するのが、メティス、セレニア、アルテ、レアです。他の2人は共通の選択肢によっては全く、もしくは限りなく出番が少なかったです。事実私が初回プレイ時はミルの登場が1.2回、フィアナは登場すらしませんでした。こういったところが少し不満点です。また基本的にスタート時で高感度MAXという状態なので(ある意味ういんどみるらしい?)個別での恋愛過程とか気にしないでくださいね。またどの√でも行きつく問題はすべて仔竜の処遇であり、解決手段に違いはあれどすべの√で仔竜の結果については変わりが有りません ・セレニア√ セレニアがティーテに命を救われたことによる自責の念と主人公の妹を守れなかった自責の念といったところから始まります。この√では若干シリアスが多めですが、大したシリアスではありません。イチャラブ面もお粗末な出来でした。 ・アルテ√ この√はセレニアよりややニヤつけるシーンがあります。面白さはこの作品の中ではやや面白いかと思います。 ・姉妹丼√ 上記の姉妹のいいとこ取りした感じです。ですので非常にぶつ切り感があります。まぁおまけ程度に思っていた方がいいでしょう ・ミル√ この√ではシリアスが結構強く、いちゃらぶよりもシリアス面が色濃く出ています。ですがそのシリアスも途中で先が読めてしまう感じもあり、やや面白みに欠けてしまします。もう少し上手く出来なかったのかと思う ・フィアナ√ この√が一番ニヤつけました。いやマジで。フィアナの暴走の具合も非常に全ルートのなかでキャラのよく可愛さが一番出ていたと思います。 ・メティス√ この√もあんまりイチャラブもシリアスも中途半端ですね。面白さは並 ・アフター その後の後日談 ・総評 上でも書いてますが、イチャラブ、シリアス、それとも主人公最強設定を生かしたバトル・・・どれがメインなんだよ!っていいたくなるくらいどれもこれもが混ざっていて、どこれも中途半端な印象です。キャラ萌えも弱く、バトルが熱いわけでも無く、シリアス面では最後はご都合主義で丸く収め・・・どれがメインだったのだろうか。そんな印象を持ちました。プレイ時間もあまりかからずすぐにエンディングを迎えてしまうため、これで終わりか・・・って思ってしまいます。 ただそれも作り込が足りないだけであってシナリオ面がつまらないわけでも有りません。仔竜を通し主人公が過去を乗り越えていく様子は綺麗に書かれています。またヒロインは最初から高感度MAXですので特に恋愛過程というより主人公が過去の妹の死どのように乗り越えていくかの描写の方がやや多めにテキストを割いているようです。 今なら中古で安いでしょうから暇で退屈で死んでしまうってときには時間もかからずサクッと終わり後味も悪くないのでいいかもしれません |