穢翼のユースティア

ブランド:オーガスト
発売日:2011-04-28
シナリオライター:榊原拓 , 内田ヒロユキ , 安西秀明 , 速水漣(サブ) ,
           春日森(中井良)(サブ) , 砥石大樹(サブ)
原画:べっかんこう      
声優:イレーヌ(遠野そよぎ)、ユースティア・アストレア(森保しほ)、エリス・フローラリア(篠宮聖美)
    フィオネ・シルヴァリア(橘桜)、リシア・ド・ノーヴァス・ユーリィ(海老原柚葉)、他多数     

悲劇は往々にして不条理なものだが、これほど不条理という形容がしっくりくる悲劇もなかった。

その日、この都市の一角が多くの人命と共に大地へと崩落した。
性別、年齢、人間性、地位、経済力……
犠牲者に一切の区別はなく、ただそこにいたという一事だけが、彼らの命を奪った。
なぜ死なねばならなかったのか。
無数の死に何の意味があったのか。
答えはなく、残された人々に与えられたのは、輪郭のない茫洋たる喪失感だけだった。
後に “大崩落(グラン・フォルテ)” と呼ばれる悲劇だ。
あれからずっと、この都市 『ノーヴァス・アイテル』 には不条理の雨が降り烟っている。
上層から下層へと、都市を濡らした水は低きへ流れ、やがて牢獄に聚まり澱む。
嵩を増す汚水を取り除く術もないまま、囚人たちはただ喘ぐ。

いつの日か、この都市に陽が差す時が来るのだろうか。



  シーン数
・ティア4回、エリス4回、イレーヌ2回、ラヴィ1回、イレーヌ+ラビィ1回、リシア4回、フィオネ4回、娼婦3姉妹に1回づつ

まず本題に入る前にシナリオ構成の説明

ほぼ一本道です。詳しくは下の図を見てくれれば分かりやすいと思いますが、個別√ってものはあまり有りません。基本的に個別はヒロインとセックスして少しいちゃらぶして終わりです。
GW-00243.jpg



・総評
いつもなら個別√にも触れるのですが今回は個別√は短く本筋とは全く関係なく終わってるのであまり言及する必要がありません。各個別は若干の差はありますが1時間もあれば有に攻略ができます。


シナリオ、BGMともに非常によく出来ていたと思います。世界観もよく考えられていましたし上手く使えていたと思います。全章を通して声優がよく頑張ってる印象を受けました。ただ1-4章と5章では主人公が違いすぎて5章だけは正直イライラする面の方が多かったです。1-4章では常にそのメインのヒロインの為に行動していましたが、5章になると急にこれが正しいとか情に流されなければ〜とかっていうセリオフが多くいきなり何があった?と思いました。一応シナリオ展開でそこらへんの事は説明されていますが、1-4章で個別に分岐したときは好きなヒロインをどんなことになっても取っているのにティアの時だけあんなに悩むのはどうして?と思います。



さらに分岐せずにティアに来るまでに1章では結局黒羽の殺害を決断し、2章ではエリスを突き放す決断をし、3章ではコレットとラビィを秘密裏に救い出す決断をし、4章ではリシアの為に謀反に参加することを決断してきた主人公が最後の最後になってティアとの生活を取るという決断に何日かかってんだよ?と思った次第です。常に選択を迫られてきたのに最後の最後になって選択できない。って展開に読んでいてイラつきました。



あくまで誤解ないように補足しますがティアを救うにしろ、あのまま天使として人間ではなくし全体の利益を取るにしろ、決断が遅すぎる点、決断に至るまでのうじうじさにいらついたので有って、ならティアを天使にしておけば納得したのか?ということではありません


少し批判的なことを書きましたが、それを加味しても物語全体としては非常によく書かれていて何度もシナリオを推敲したのだと思います。ユーザーに世界観が伝わりやすいようにし、またただイチャラブを繰り返すだけでなく本筋をそれないようにヒロインのかわいらしさを書いたのは良かったともいます。強いていうなら個別√がほとんどないのでそこが残念でも有ります。ですので非常にプレイする価値のあるゲームだと思います

 

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